ハイキャパシティー・オイルポンプ2022年02月14日 20:34

説明書には50%容量が増大し潤滑を改善し冷却に役立つと書いてある。
リターン側の説明は一切ないが11mmとだけ書いてあり計算すると30%ほど。
送りが50%増えるのに戻りは30%で大丈夫なのかと疑問に思うがとりあえず装着
してみる。
ポンプボディーはスプリングで押し付けられているだけなので圧が上がれば
逃げてしまい結局ノーマルと変わらないのではないかと思っている。
フィード側はビッグエンドの100分の数mmの隙間に圧送しているのであり
いくら容量を増やしても要求量以上にはオイルは流れない。
そのオイルがクランク室の底に溜まり、戻り側ポンプでヘッドに送られる だけなのだ。
容量はフィード側約1.6倍、リターン側約1.4倍となっていた。
ポンプのスピンドルに無用な力が掛かり返って逆効果なのではとも思う。
が、試してみたい。
スピンドルとウォームの予備も準備しているし。

ちなみにリターン側はケースの加工が必要でポン付けは出来ない。
ピストンピンが太くなるのでケースに当たるのだ。
確認もせずにフィード側も加工してしまったが問題ないだろう。
フィード側は余裕があるので無加工で付く。
計算してみるとノーマルのフィードが0.38ml。リターンが0.85ml。
大容量ポンプのフィード0.6ml。リターン1.14mlだからフィードだけ交換しても
リターンの方がまだ大きいのでリターンが追いつかなくなることは無いだろう。
クランクとのギアレシオが1/12なのでアイドリング中は1秒間に1回転強回っていると
想像するとイメージしやすい。

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