ネジ山が・・・2013年12月07日 21:20

タペット音の軽減になればと思いロッカーセットとアルミ製プッシュロッドを買ってみた。
事前にロッカーセットは各部の確認をしたのだが、不具合満載でそのまま使える
物ではない事が判明。
じゃ、プッシュロッドだけでも装着してみようと圧縮上死点を出しタンクを外す。
ロッカーカバーを外す時点で早くもトラブル。
2箇所に手ごたえがない。
緩んでいるだけかと思い、締めこむとヤバイ手ごたえ。
完全にネジ山が逝っている。
気を取り直しロッカーアームのナットを緩める。
こっちは1箇所締まっていない。
締めてみるとやはりイヤな手ごたえ。
早く新しいパーツを付けて走ってみたかったのに。
ルンルン気分も吹っ飛んで絶望と怒りの中でナットを3個だけ締めてロッカーカバー
の蓋をし、タンクを載せる。
もう乗りたくない気分。
月曜に会社で直そう。

ヘッドを降ろさずに2013年12月10日 19:43

奇跡的にも唯一乗せたまま修理できる場所だった。
垂直出し治具を作りM8のタップを立てる。
修理方法はスプリューでと考えていたのだがネジのピッチが分からない。
太さは1/4っぽいのだがピッチゲージに合うものがなく、一番近いのが26なのだ。
1mmに限りなく近いのだが結局分からず諦める。
根元はM8、先端ネジ部はM6、シャンクはΦ6.8というボルトを製作。
ロッカーベアリングのボルトはパーツリストでは4本同じ物になっているが実際は
対角2本は軸が太くなっていて位置決めにしている。
2本は普通のユニクロメッキでΦ6.3、もう2本は黒染めでΦ6.8。
ナットもM6で外形の六角はインチサイズというのを製作。
ロッカーカバーのボルト、ナットも同様に製作。
ロッカーカバーのネジ部は完全に無くなり、ボルトが乗せてあるだけだった。
どうすればこんなになるのか。
とりあえずエキゾースト側だけはなんとか修理できた。

先週の土曜は腰上すべて分解し、ピストンやシリンダーの測定までするつもりで
分解し始めたのだが、全く前に進まない。
近々オイル交換もする予定なのだが怖い。

クラッチ、ブレーキ共にアウターをテフロンチューブ入りに交換。
今までは鉄同士でどんなグリスにしようが潤滑剤を使おうがゴリゴリ感があり
我慢していたのだが、テフロンチューブ入りアウターは効果覿面。
ブレーキはコントロールしやすいし、クラッチも軽くなった。
アウター端部は形状を見直し、ギアボックスの穴に刺さり込むように形状変更。

バルブスプリングコンプレッサー2013年12月23日 22:22

SRを弄っていた頃はシャコ万にパイプを溶接した治具を使っていたのだが
SRを降りたのを期に治具類や書籍などすべて手放してしまったので、今回ちゃんと
した製品を買ってみた。(と言ってもアストロの安物だが)
BULLET500のバルブスプリングはΦ37あるのでアタッチメントを作るのを前提で購入。
Φ40の素材を50mm程に切断。
中心の穴を開け、スプリング径に合わせた座グリを加工。
左右から肉抜き加工。 で出来上がり。
バルブ側の押さえの円盤も製作。
デカすぎてケースの蓋がしまらないのでカッターで穴を開け収まるようにした。
これで必要な工具は揃ったので、正月休みは腰上完全分解が出来る。
一番大きいΦ30と比べてもこんなにデカい。
Φ30でも出来ない事は無いのだが、スプリング外径にピッタリした寸法の方が使いやすい。

ヘッドを降ろそうとしたが2013年12月31日 06:40

そう簡単には降ろせそうもない。
固着していてビクともしない。
そう言えば苦労してヘッドを降ろそうとしている動画をYoutubeで見たことがある。
テコになる角材かフレームからネジで引っ張る治具でも作らないと無理のようだ。
それよりも分解してみるとロッカーベアリング内の溝の中が乾燥していてロッカー
アーム軸部にもオイルが少ない。
もしかしてオイルが来ていない?
だがオイルパイプを取り付けてキックをしてみるとちゃんとオイルは上がって来る。
オイルレベルが下の方だったのでオイルを足して全部組み直して作業終了。
別にどうしてもバラさなくてはならない不具合があるわけではないので分解方法を
良く検討し治具を作ってからにする。
とりあえずはピストン径を確認しておきたいだけなのだ。

燃料コックからまた漏れが始まった。
今回は垂れる程ではないが、気が付くと滲んだ跡があり茶色くなっている。
タンクのガソリンを抜きコック内を清掃。
液体ガスケットを多めに塗り組む。

今回タペット調整を両方とも少しきつ目にしてみた。
プッシュロッドの回転に少し抵抗がある感じ。
結果は今のところ良好。